世界最高水準の技術
形状記憶合金とは・・・その名のとおり、形状を記憶できる合金のことで、SMA(Shape Memory Alloy)と呼ばれています。弊社が採用している形状記憶合金は、機能性や信頼性に優れたニッケル-チタン(Ni-Ti)系形状記憶合金で、自然界の温度変化だけで形状が変形し、力をコントロールするものです。Ni-Ti系形状記憶合金は、機能性・信頼性に優れている反面、加工の難易度が非常に高く、外観は同じでも材料の組成や加工、記憶処理の状態で特性が大きく変わります。
弊社では、1980年代初頭から研究・開発を始め、1987年に世界で初めて住宅用の床下換気装置として実用化に成功した後、現在に至るまで安定した品質で生産を続けています。現在までに200万台の販売実績を持ち、30年間クレームはゼロ件の最高品質で商品の供給を行っております。これはNi-Ti系形状記憶合金を研究して、30年余りという膨大なバックデータと技術者集団の強い研究心と技術の蓄積によると共に、最先端の品質管理のもと一貫した内製化により生産を行っていることによります。数々の特許も取得し、国内はもとより、海外の学会でも取り上げられたり、専門誌などにも幾度となく掲載されるなど、その高い品質は国内外に広く認められています。