TechnologySAHARAの技術
SAHARAクオリティを実現する先端技術
やさしく空気を取り込む「窓換気システム」に欠かせない、世界にも認められた独自技術や、特許技術が佐原にはあります。
*:特許取得技術
形状記憶合金
温度変化で伸縮するバネをつくる素材です。
佐原で長年に渡って研究開発を行っている独自素材。
加工の難易度が非常に高く、外観は同じでも材料の組成や加工、記憶処理の状態で特性が大きく変わるため、
佐原の製品には自社製造のものを使用しています。
世界で初めて、温度変化によって換気量を自動調整する換気装置の実用化につながるなど、換気ガラリや給気ブレスに欠かせない技術のひとつです。
金型技術
他ではできない、精密なプレス加工や射出成形が可能です。
佐原で生産する製品は、すべて「自社製の金型」を用いて製造しており、部材の材質や厚みなど条件が異なるプレス加工においても、白化やバリ(毛羽立ち)のない加工を実現します。
また、プラスチック部品の射出成型においても、寸分の狂いもない成型を可能とする金型により、SAHARAクオリティの高品質な部材・製品をご提供しています。
温度感知技術特許取得
気温の変化に合わせて、給気口の自動開閉を可能にします。
電力を用いず、自然の温度変化のみで形状変形するNi-Ti系形状記憶合金の特性(形状記憶効果)を生かした駆動制御技術です。
設定温度よりも暖かいときには、自動的に換気口を開放し、設定温度よりも寒いときには、自動的に換気口を閉鎖して、冷気の進入を抑える製品に使用しています。
佐原が独自に開発した、世界に誇る「形状記憶合金」を活用した最先端の温度感知技術です。
熱感知技術特許取得
火災時には給気口を塞ぎ、酸素の流入などを抑制します。
火災時などにおいて、その火災で上昇する熱を感知して、自動的に漏気の遮断や遮炎(遮煙)を行う技術です。
電力を一切使わず、高熱を感知すると給気口内部にある特殊素材が膨張して、通気経路を閉塞させます。
これによって、内部火災のときには酸素の流入量を抑え、室内を燃え難い状況にします。また、隣家火災の時などには、隣接する火災現場からの炎や煙の進入を遮蔽します。
風圧感知技術
風の強い日でも、心地いい量の空気を取り込みます。
換気経路の風圧を感知して、空気の流れを制御する技術です。
用途に応じて空気の流れを止めたり、流量を一定にしたりすることができます。
ファン技術特許取得
コンパクトで静音なファンにより、快適な排気を実現します。
流体力学のシミュレーションを繰り返し、小径でありながら風量が大きく、かつ静粛性を同時に実現した遠心ファン(シロッコファン)は、弊社の誇るファンの設計技術です。
この技術により、性能はそのままでデザインや施工性が改善された排気ファンを商品化しています。
内蔵のファンをコンパクトにした排気ファンユニットで、簡単にアルミサッシに段窓することができます。